おはようございます。渋澤健です。台風が横切ってから、良い天気に恵まれた連休をお過ごしのことと存じます。
さて、コモンズ30ファンドを世に出すためにコモンズ投信を設立してから、ずっと言いづけていることですが、改めてここで考えを示したいことがあります。自分が長期的な積み立て投資に目覚めたのが、会社設立の源流にありました。自分の子どものおかげです。腕元に抱いている、この小っちゃい赤ちゃんが、いずれ成人となり、社会へと飛び立つ姿がぼんやりと頭の中で見えました。その日のために、成人となった子を応援する資金をつくりたいと思い立ちました。
子どもの成長を応援するための、子どもの成長と共に積み立てる性質の資金なので、成長性ある株式投資だなと。
同時に気づいたことがありました。当たり前のことですが、当時40歳であった自分は、子供が成人になる頃は60歳になっている。それまで、自分自身は60歳以降の自分の人生のことを全く考えていませんでした。そのときの稼ぎで、今の自分と(そして増えていた)家族の生計を立てることくらいしかイメージできていなかったと思います。ちょっと反省しました。自分の将来のためにもと思って、子どもたちと一緒に積み立て投資を実践しました。
今から振り返ると20年なんて、あっという間でした。
さて、ここで特に、団塊ジュニア世代の皆さんにお伺いしたいです。以下の図の人口動態では二つ目のコブの世代が、みなさんですね。20年後のご自身の生活を考えたことがありますか。そのために何か、現在実施されていることはありますか。